自作キーボードへの道
事の発端は、いつもヤフオクだ。
今使っているiPad初代をそろそろ買い換えようかなーと(なんとウチではまだ初代iPadが電子書籍端末として現役なのである)ヤフオクを覗いていたことだ。iPadはたくさん出品されていたが、その価格に驚き(なんせ初代でもまだ5000円前後はする)、安いものを探していたときに引っかかった商品「ALESIS IO DOCK」だった。
初代iPadとセットで売りに出され、まだ100円という価格もあってとりあえず★(ウォッチリスト入り)を押した後、その下に変なものを見つけた。
「ERGODOX」
一目見て衝撃を受けた。これこそ理想の親指シフトキーボードではないのか?
そこで頭の中に思考が駆け巡る。様々な配列を試し、自分で配列を作ろうかとも考えたほどなのに、なぜ自分は一体型のJISキーボードに拘っていたのか。すでにKINESISすら持っているというのに…。
そこから一気に理想のキーボードへの憧憬が始まった。
もちろん今まで通り配列についても検討を続けるが、エントリーの内容は自作キーボードについてが多くなると思う。ここではハードもソフトも含めた総合的な文字入力の情報をまとめていくことになるだろう。