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親指Blog

キーボードによる文字入力関連(主に親指シフト)のBlogです。過去記事には色々入ってますが気にしないでください。

HUTAレビュー(下)

 

 つづき。
 

 

 さて、色々使い出すと、若干の問題が発生し始めた。

 
 私が使っているタブレットASUSのT90chiなのだが、430gある。スマホなど軽いものなら問題ないだろうが、430gは結構負担らしく、重さに釣られて画面がかなり上を向いてしまう。またHUTA自体が固定されておらず、タブレットの重さでバランスを取る構造となっているので、タブレットの画面をタッチするとHHKBごとぐらついてしまうのだ。
 

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 HHKBは裏面に突起がついており、普通に置けば本体が若干前下がりになるようになっているのだが、この突起が軸となってしまって全体的にゆらゆらと揺れてしまうようだ。(もちろんその右に付いている足を出せば解決するが、私はできるだけ水平に使うタイプなのである。)
 

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 また、画面が傾くと若干斜め下からタブレットの画面を見るようになる。すると、天井の蛍光灯が反射して画面が見にくくなってしまう。角度はタブレットの重さによるし、身体とタブレットの位置は人それぞれなので一概には言えないが、これは実際使わないとわからない欠点かもしれない。
 

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 そこで角度を調整できないかと弄っていたら、タブレットが縁から外れて転がり落ちてしまった。HUTAに乗せたまま移動することもあるので、本体と共に角度を固定できる仕組みがあればいいなと思った。
 
 次に、HHKBに繋げるためにケープルを挿してみる。まあ問題はないと言えばないが、可能なら切り欠きを作ってコネクターの逃げがほしいところだ。(と言うか、サイドに縁は必要なのだろうか…?) ただ、これはタブレットによってUSB端子の位置が違うので難しいところかもしれない。まあタブレットを上下逆さまにするか、L字のマイクロUSBケーブルを買ってくればすむことではあるが。
 

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 タイピング時にもちょっとした問題点があった。最初はなんら問題ないと思っていたが、何件か「住所」を打っていて気がついた。数字キーを打つ際に、たまに指の上側がHUTAに当たるときがある。ギリギリの設計をしているからだろうか。私は大柄とは言えないので、手が大きい人や指を立ててタイピングする人は私のように当たってしまう人もいるかもしれない。高さ調節ができればいいが、この構造では難しいだろうか。
 
 あとは持ち運びだ。これはHUTAの罪ではないが、鞄に入れると結構な大きさになる。そもそもHHKB自体が鞄に入れると結構負担になる大きさなのだ。重さもHUTAは90gだが、HHKBに取り付けると合わせて600gとなる。タブレットを一緒に持つと1kg越えである。ここまで来たらもうノーパソ持てよと思ってしまうのもしかたあるまい。(世の中にメカニカルキーボード付きのノーパソがあればの話だが。)

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 とはいえ、負担に感じるのは確かだ。また、これはHUTAの問題となるが、うかつに手を鞄に突っ込むと角が手に当たって手が切れそうになることが何回かあった。これはプロトタイプだからだろうが、製品版ではしっかりと角は丸めるべきだろう。
 
 色々不満を揚げたが、総じるとHHKBを持ち運ぶのはなかなかに快感で、重い鞄を抱えてもそれなりに満足感が高い。喫茶店などで開けば間違いなく注目を浴びるだろう。(その度胸はなかった…。) まあ、いくらHHKBが静かと言ってもノーパソよりはタイピングの音は響く。ッターンとリターンを押す癖がある私がスタバでHHKBを親指シフトでタイプしたらうるさく思われること間違いなしである。
 
 などと喜んで何度か持ち運びしていたら、ヒンジのうちの右手前のボルトが緩んできた。締めるのには精密ドライバーが必要なので、ちょっと困った。
 

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 ここはネジロックで固定するか、ここにもOリングをつけるべきかもしれない。きつくすれば角度調整ができるようになれば最高だ。
 
 また、何度かHUTAを外したいと思ったことがあった。HHKBを常に使うとすれば、デスクトップパソコンに繋ぐことも多い。その際にHUTAは結構邪魔になる。ワンタッチで取り外しできるようになるか、邪魔にならない位置まで移動させらせる仕組みがあったらいいなと思った。
 

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 いろいろ不満点を挙げたが、HHKBの機能性のあるカバーというアイデアは素晴らしい。本体の後ろに支えがなくても自立するギミックを持つスタンドもなかなかないし、HHKBの世界に一石を投じたのは確かだろう。このまま改良が進み、一般販売などに発展していくようなことにあれば痛快だ。がんばって欲しい。