ローマ字
では今回からローマ字入力の改良に取りかかるが、ここでまず考えなければいけないのは、その方針だ。つまり、「どのように改良すべきか」である。 前回までで述べたように、ローマ字入力の利点は「学習コストの低さ」だ。この利点を忘れて改良しても誰も使う…
ではいよいよ最大の問題、各指の打鍵数の問題に迫ろうと思う。 図の下にある両手と各指の打鍵数を見てみよう。前回も書いたとおり、左小指の打鍵数が多く右小指の打鍵数は極端に少ない。左手小指の負担の多さは否定できないところだ。 だがそこで、ちょっと…
さて、いよいよ本題の打鍵数である。 まずは1回目同様DovrakJPのサイトのデータをキーごとに配置し、10万字の入力に対する打鍵数(ストローク)のデータを見てみよう。 対してかなの出現頻度はこうなっている。 QWERTY配列はかな配列と比較すると打鍵数がほ…
前回は打鍵数から見るローマ字入力の学習しやすさについて述べた。今回と次回は最大の問題であるキーボード(配列)について述べてみたい。 ローマ字入力が定着した背景のひとつにQWERTYキーボードがある。PCが英語圏からもたらされたもので、キーボードのベ…
あけましておめでとうございます。今年もマイペースで進めていきます。 さて、今更ながらローマ字入力の話題。 先日からキーボード配列のデータとにらめっこしている。なぜかここに来て急にキー配列が気になりだし、色々データを見ているうちに面白いことに…